本記事では、後藤IT塾の指導をイメージしていただくために、典型的な一週間の学習サイクルを紹介します。 これはオンボーディングを終えた後の指導の流れです。
同期指導 と非同期指導 によって、対面指導がない日も勉強をサポートいたします。
実施する曜日と時間は「指導日と時間割」にまとめています。
以下で、後藤IT塾を導入することで学習の流れがいかに変わるのかを説明します。
日々の非同期指導
基本的には、PCメモを書いて理解をアウトプットしていただきます。 メモできなくても構いません。 うまくメモにまとめられない点や書き進められない箇所が分かるからです。 「ここが全然分からない」というメモでも構いません。 生徒が更新したPCメモから「何が分からないのかも分からない」という点を拾い上げます。 もちろん、質問できる状態であればチャットで聞くこともできます。
このようなPCメモ主体の日々の学習が「レビュー駆動学習」です。 講師は、生徒が更新したPCメモを非同期で確認し、コメントを返します。 塾の日を待たずに日々の「分からない」や「疑問」を汲み取る仕組みでもあります。
PCメモの更新とチャットの送信は、いつでも行えます。 講師が確認する曜日と返信の目安は、時間割であらかじめ定めています。
非同期のコメントだけでは進みにくい部分は、主指導で一緒に取り組みます。
40分の主指導で進みにくい問題を扱う
後藤IT塾では、週1回、40分のオンライン対面指導を「主指導」として実施します。
主指導で扱う問題は、 日々のPCメモや非同期指導を通して事前に見つかっているのが理想です。
問題が分かっていれば、 該当する部分の教科書を一緒に読んだり、 宿題を解いたりして、 そこで得た理解をメモに反映します。
まだ問題が明確になっていない場合も、やることはあまり変わりません。 講師と生徒が共に教科書を読んだり、 宿題を解いたりしながら、 どこで理解が止まっているのかを探します。
ここで重要なのは、生徒のPCメモを実際に編集するのは、原則として生徒本人だということです。 講師は問いかけや助言によって、生徒が自分の言葉で理解を整理する過程を支援します。 講師が代わりにきれいなメモを作ってしまえば、そこに表れるのは講師の理解であり、生徒の理解ではないからです。
主指導で理解の詰まりを解き、生徒が再び日々の学習を進められる状態を目指します。
画面越しでは学習状況を把握しにくい場合は、 生徒・保護者と相談し、その週のオンライン主指導を、 60分のオフライン対面指導へ切り替えることがあります。
学校の授業が変わる
多くの学習時間を占めるのは塾ではなく学校です。 なので、塾の取り組みが学校とリンクすることが極めて重要です。
後藤IT塾の指導は学校を有効活用できるように支援します。 新たな塾用教材を一律に指定することはありません。 学校の教科書や宿題を中心に扱います。
まず、塾から学校へのアプローチは以下のようなものです。
- 教科書の下見
- 教科書に登場する用語や分からないものをメモしておく
- 宿題を解いてメモに理解を書く際に分からないことを発見する
こうした疑問を同期指導と非同期指導で積極的に発見しようとします。 そうすることで、学校の授業で何を確かめたいのかが見えるようになります。
逆に、学校から塾へのアプローチもあります。 PCメモへ自分の言葉で説明しようとすると、うまく説明できない部分が疑問として現れます。 すると、学校の授業を聞く構えが変わります。 学校の先生への質問につながるでしょう。 学校のノートはただの板書ではなく、後でPCメモに編集するための素材となります。 宿題も解いて終わりではなく、そこで得た理解を言語化してPCメモへ保存します。 うまくメモが書けなければ、チャットで講師に投げておくこともできます。
このように、後藤IT塾と学校の両輪によって、 日々の学校の時間を有効活用できるようになります。
オンライン自習室
非同期指導や主指導を活用するには、 放課後や休日にも少しずつ学習へ取り組む必要があります。
しかし、一人で勉強を始め、それを習慣にすることは簡単ではありません。
そこで、週2回開催するオンライン自習室のうち、 原則としてどちらかへ60分程度参加していただきます。 両方参加でも構いません。 あらかじめ参加する曜日と時間を決め、講師と約束します。
主指導でも使用するオンラインミーティングへ入室し、 その日に取り組む内容と時間を講師へ伝えてから、 タイマーを開始して自分の学習を進めます。 マイクやカメラはオフで構いません。
長時間勉強する必要はありません。 最初は10分や20分でも、決めた時間に学習を始めることを重視します。
このように時間を区切って学習する方法を、 後藤IT塾では「タイマー学習」として勧めています。
オンライン自習室がない日も同じようにタイマーを使うことで、 気軽に学習を始めやすくなります。
自習直後の20分の中間確認
日々勉強を継続することが大事です。
そのため、次の主指導まで一週間待つのではなく、 週の途中に20分の中間確認を設けています。
後藤IT塾では、一対一のオンライン対面指導を40分の主指導と20分の中間確認に分けています。
中間確認は、オンライン自習室で60分程度の自習へ取り組んだ直後に行います。 自習で見つかった問題を、そのまま一対一で振り返るためです。
これは、二つの短い授業を行うためではありません。 PCメモとチャットを通じた非同期指導が日々続いているため、 同期指導を一度にまとめる必要がないからです。
中間確認では、主指導後の学習について、
- 学校の授業や宿題を進められたか
- PCメモを更新できたか
- 講師のレビューを確認できたか
- 自習室で何に取り組み、どこで止まったか
- 新しく困ったことはないか
を会話しながら確認します。
学習が止まっている場合は、どこで止まったのかを一緒に確かめ、次に取り組む小さな一歩を決めます。
短時間で解消できる問題は、その場で扱います。 長い説明や共同作業が必要な問題はPCメモへ残し、非同期指導や次の主指導へつなげます。
中間確認は他の生徒に内容が聞こえないよう、 オンライン自習室とは別の一対一の通話で行います。
中間確認は、新しい内容をまとめて教える時間ではありません。 止まりかけた日々の学習を、再び動かすための時間です。
次の主指導へ
一週間の中で、学校の授業や宿題から新しい疑問が生まれます。 PCメモにまとめるという観点が、さらに疑問を掘り出してくれます。 こうした疑問はPCメモへ残し、次の主指導へつなげます。
次の主指導では、 学校の進度、PCメモ、非同期指導や中間確認で見つかった問題を確認し、 一人では進みにくかった部分へ一緒に取り組みます。
そして、学校と放課後の学習を、PCメモと塾の指導でつなぐサイクルを繰り返します。 後藤IT塾の指導は、一回のオンライン対面指導だけで完結するものではありません。 学校と放課後を含む一週間の学習を複数の方法で継続的に支援します。
保護者にも学習の過程が見える
オンラインを中心とした指導では、 保護者様から日々の学習の様子が見えにくくなりがちです。
後藤IT塾では、蓄積されたPCメモを学習記録として活用し、 初回面談から1ヶ月ごとに、学習状況を保護者様へチャットで共有します。
単に「頑張っています」と所感を伝えるだけではありません。 PCメモがどのように変化したか、どこで理解が止まり、 講師が何を支援したのかを具体的にお伝えします。
報告は、次の項目を基本とします。
- 取り組んだ内容
- PCメモの変化
- 現在の課題
- 講師が行った支援
- 次の1ヶ月に取り組むこと
- ご家庭へ相談したいこと
必要に応じて、PCメモの該当部分が分かる画像やリンクも添え、 点数や勉強時間だけでは見えにくい学習の過程を共有します。
学習が長く止まっている場合や、ご家庭での協力が必要な場合は、 月ごとの報告を待たずにご相談します。