学校ではノートやプリントなどの紙とペンを使って勉強してきました。 なので勉強には紙を使うのが当たり前というイメージがあるかもしれません。
しかし、本記事ではPCを学習に取り入れると捗るという話をします。
PCは単なる勉強道具ではなく、知識や疑問を蓄積するための知識管理ツールです。 紙にはないメリットがたくさんあります。
では順にメリットを述べていきます。
編集しやすい
一度で勉強内容を理解することは難しいです。 そこで、書くことが理解の助けになります。
紙のノートは一度書いたら書き直すのは大変です。 一方、PCのメモは書き直したり、追記したり、順番を入れ替えたりが容易です。
自分の言葉で説明できるのか書きながら確認していく。
書くために考える。 考えるために書く。
こういう試行錯誤のためには紙よりも編集しやすいPCの方が便利です。
調べ物しやすい
また、PCではどこにメモしたのかキーワード検索できます。 紙ではできません。 なので、どこに書いたかを参照しづらく、紙のメモは見返しづらいです。
また、PCではブラウザで調べものもできます。 スマホでもできますが、画面が小さく一覧性が低いです。
PCなら調べものとメモを簡単に切り替えつつ見比べながら勉強できます。 スマホではアプリを行き来するのはちょっと手間です。
PCでは検索でパッとメモを参照しつつ調べものができて捗ります。
AIと相性が良い
最近では、調べものはgoogle検索ではなくAIを使うことも多いかもしれません。
PCのメモなら簡単にコピペしてAIに聞くことができます。 紙では写真を撮ってAIに渡す等手間がかかります。
また、PCならAIの回答をメモに転記するのもコピペで楽にできます。
すると、
- メモを書く
- 疑問が生じる
- AIや先生に質問する
- 理解が深まる
- 再びメモを書く
という学習の循環を作ることもできますし、 疑問を溜めて先生に聞くこともできます。
プログラミングや情報1に活かせる
情報1では、アルゴリズムを脳内で動かして理解しようと努めることになるでしょう。
PCがあれば、プログラムを実際に動かすことができます。
脳内のシミュレーションと実際のプログラムの挙動を見比べたほうが理解は深まります。
ハッカーが使うような黒い画面をターミナルと言います。 そこでコードをファイルに書いて実行して結果を出力して見る、 というプロセスを是非体験していただきたいです。
「私が書いた通りに動いた!」というPCに命令する感動を味わえると思います。
そうすれば、情報1やプログラミングへの関心を高め、 楽しみながら勉強できるでしょう。
大学や社会人にも繋がるPCスキル
現代の子供はデジタルネイティブ世代ですが、 スマホやタブレットに親しんでいるものの、 PCに触る機会は前よりも少なくなったと聞きます。
しかし、大学や会社ではPCはほぼ必須です。
なのでタイピングに慣れておくと都合が良いです。
フリック入力に習熟していると敢えて不慣れなタイピングをしたいとは思わないかもしれません。
しかし、やはりキーボードの方が効率的です。
調べものやメモを通してキーボードやPCに慣れておくと将来スムーズです。
ただし紙の方が良い場面もある
いろいろPCのメリットを上げてきました。
しかし、PCにも限界があって、紙の方が優れている面もあります。
- 計算過程を書きながら問題を解く
- 図やグラフを書く
こういった主に数学と物理のような勉強では自由に書ける紙の方が便利です ([PCと紙の使い分け]/paper-or-pc/でも解説しています)。
結び PCは優れた知識管理ツール
PCは紙を置き換えるための道具ではありません。
計算や図を書くなら紙が向いています。
一方で、理解した内容や疑問を整理し、 後から検索できる形で管理するにはPCが向いています。
PCの
- 編集容易さ
- 検索性
- AI活用
- プログラミング学習
- PCスキル習得
といった特徴を活用することで、 理解した内容や疑問を蓄積し、 後から検索・編集・発展させることができます。
PCは知識を育てるための優れた知識管理ツールです。
学校では紙主体の学習だからといってPCを活用しないのは勿体ないです。 むしろ紙とPCは競合するものではなく、 役割の異なる道具です。
とはいえ、 「学校は紙で勉強する場所なのだから、PCを持ち込む必要はないのでは?」 と思われるかもしれません。
学校の勉強の中で紙とPCメモを併用する方法について こちら で解説しています。