「宿題は毎日やっているのに成績が上がらない」

これは多くの生徒や保護者が抱える悩みです。

学校の宿題も提出している。 塾の課題もやっている。

それなのにテストの点数は思うように伸びない。

なぜこんなことが起きるのでしょうか。

宿題は大切だが、それだけでは足りない

もちろん宿題は重要です。

宿題は授業内容の確認であり、 問題を解く練習でもあります。

勉強時間が長い方が成績は伸びやすいでしょう。

しかし、宿題をこなせば必ず成績が上がるわけではありません。

問題は、 宿題をしている最中に理解が深まっているかどうかです。

宿題が「作業」になっている

宿題は本来、 理解を確認するためのものです。

ところが、

  • とりあえず空欄を埋める
  • 丸付けだけして終わる
  • 解説を読んで分かった気になる
  • 分からない問題は答えを写す

という状態になっていることがあります。

これでは理解は深まりません。

提出物は完成しますが、 頭の中の知識はほとんど変化していません。

宿題と教科書を往復することが大事

宿題は自分が何を理解できていて、 何を理解できていないのかを発見するための道具です。

大切なのは、 宿題で分からない問題に出会ったときに立ち止まることです。

  • どの知識を使えばよいのか
  • なぜその解き方になるのか
  • どこから分からなくなったのか

を考える。

そして教科書へ戻る。

教科書を理解した上で宿題を解く。 あるいは、宿題で分からない箇所に出会ったら教科書へ戻る。

この往復によって理解が形成されます。

成績が伸びる子は宿題を理解の確認に使う

宿題で本当に確認すべきなのは、 答えが合ったかどうかだけではありません。

  • なぜ解けたのか
  • なぜ間違えたのか
  • 次に同じ問題が出ても解けるのか

です。

ここを考えない限り、 宿題は単なる作業で終わります。

逆に言えば、 宿題は理解の穴を発見するための優れた道具でもあります。

まとめ

宿題をやっているのに成績が上がらない原因は、 宿題が理解の確認ではなく作業になっているからです。

大切なのは、 宿題で分からないことを発見し、 教科書へ戻り、 自分の頭で理解を組み立て直すことです。

自分の言葉で理解を整理する方法については、 以下の記事で詳しく解説しています。

理解の型